11月27日(日)勉強会「障害基礎年金を知ろう!」を開催しました。
講師に富士市のみらいブリッジ社労士事務所の社会保険労務士 久松啓子さんをお迎えし、知的障害・発達障害での20歳前障害年金申請を中心にお話をうかがいました。
もうすぐ20歳を迎える社会人1年目のお子さんの保護者の方を中心に、高等部の方など20名の参加がありました。
2016年からの「精神の障害にかかる等級判定ガイドライン」をわかっている・いないでは大きな差が出てしまう可能性があります。診断書の裏面の「日常生活能力の判定」と「日常生活能力の程度」から読み取る判定表の存在を知っておかねばなりません。診断書はとてもとても重要になってきます。
障害児者のご家庭におけるご苦労が、いつの間にか常態化していて、とても大変なことなのに簡単にとらえて健常いたりすることはよくあるようです。ついつい「できます」と言ってしまったり…
診断書を書いていただくお医者さんに、お子さんのことをしっかり伝えられるか。本人が一人暮らしならそれらができるのか、一番悪い状態のときでどうなのか、同世代の健常のお子さんと比べてどうなのか、メモをもって診察を受けるとよいということでした。
病歴・就労状況等申立書と診断書との整合性、診断書は先々に備えて開封して必ずコピーを取っておく、などアドバイスをいただきました。
全国手をつなぐ育成会連合会でも、学齢期のうちから障害基礎年金を知っておくよう推奨しています。